心療内科

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心療内科

当院の心療内科 3つのポイント

  • 患者さまのお話を、特に生活背景を中心として詳しくお伺いする
  • 患者さまと相談しながら、ご自身に相性のよいお薬や用量を見つける
  • お薬はあくまで補助的なものと考え、生活習慣や考え方の改善にともに取り組む

現代の医学では、当たり前のように「精神医学」と「身体医学」に分かれております。
ただ総合内科医として長年多くの患者さまと向き合っているうちに、精神と身体を分けることの弊害を感じ、「心」も体の中の「ひとつの臓器」として考えることで様々な問題が見え、そして解決することがわかりました。
病は気からという言葉は昔からありますが、気持ちによって病がつくられてしまうこともあれば、逆に病によって気持ちが落ち込んでくることもあります。これを完全に分けて診療することはおかしなことですね。したがって当院では「内科医」が「精神医療」を行います。

守秘義務について

受診する際、ちょっとした勇気が必要かもしれません。私たちは患者さまを否定することは決していたしません。
守秘義務はもちろん、診察室内もプライバシーが保たれているので安心です。個人の情報はたとえ家族であっても漏らすことはありません。
また、心療内科以外の患者さまも多数いらっしゃるので、「心療内科に来ていると思われてしまう…」という心配も不要です。

当院の心療内科診療の「ゴール」について

とにかく絶好調でなにもかもがうまく行っている、幸せで満ち溢れているという状態をすべての人に求めるのは難しいと考えています。
結局はありのままの自分を受け入れ、大好きな自分や大嫌いな自分すべてをひっくるめて、これでOK!と思えるような状態になることが大切です。他人と比較するのではなく、他人から悪影響を受ける必要もありません。
自分の過去を変えることはできませんが、自分の考え方、受け止め方、そして在り方は変えることができます。
今この瞬間を自分なりに光り輝き、未来に向かってマイペースで進んでいくお手伝いをする、それが当院の目指す診療のゴールです。

お薬の使用について

薬による治療に抵抗がある方もいるでしょう。逆に、なんでもいいからよくなる薬がほしいという方もいるかもしれません。
当院では基本的に薬物療法を行いますが、あくまで回復のきっかけを与える補助的なものであると理解してください。
はじめは不安があるかもしれませんが、慎重に相談しながら薬の調節を行うことで、薬漬け状態は100%回避できますし、よくなれば治療は終了できます。
当院では使い続けてよい薬、なるべく使わない方がよい薬をはっきりと区別します。使わないほうがよい薬とは、「ベンゾジアゼピン系」の薬(以下ベンゾ)です。睡眠薬、抗不安薬としてよく処方されてしまう薬なのですが、依存や耐性の問題があり、さらに高齢者の場合は筋弛緩作用で転倒のリスクが高くなります。当院では、ベンゾは原則的に常用させないというスタンスをとっています。極端な話、ベンゾを使っている限り病気は治りません。とくにうつ病の治療には病気と向き合う、自分と向き合うことがとても大切になってきますが、ベンゾは病気や自分からの「逃避」に拍車をかけてしまいます。このように、副作用の観点からも、治療の観点からもベンゾは必要最低限に留め、常にいかに減らすかということを考えます。

 

こんな症状でお悩みではありませんか?

うつ症状

  • 気分が落ち込む
  • 不安で眠れない
  • 集中力が落ちている
  • 涙がでてくる
  • 疲れがとれない
  • 死ぬことを考える
  • なにも楽しいと思えない

比較的症状がわかりやすく、自覚がある場合も多いです。職場でのストレス、学校でのトラブル、家庭でのいざこざなど、様々な原因を適切に突き止め、それに対する対応を考えつつお薬を補助的に使用していくことでよい方向に向かいます。

強い不安感

  • 電車に乗るのが怖い
  • ある場面で過度に緊張してしまう
  • 人混みで息苦しくなる
  • 緊張や不安による腹痛や下痢

不安は様々なリスクを回避するために、人間に必要な感情ですが、それが過剰になってしまうとつらい症状がでてきてしまいます。多くの場合、自分自身で不安を増幅させてしまい、そうなるともう自力ではどうすることもできません。でも安心してください。このようなコンディションは適切な治療で改善します。

ストレスや疲れ(不定愁訴)

  • とにかく体の調子が悪く、いろいろな精密検査をしたけれども異常がないと言われ、それ以上診察してくれなかった。
  • 異常な疲労感、めまい、あちこちの痛み、耳鳴り、頭痛、腹痛、喉の違和感、しびれ、口の渇き、動悸、胸の痛み、吐き気など、いわゆる「不定愁訴」と言われてどの病院に行っても原因不明で治らないと言われてしまった。

なんらかのストレスや疲れが、体の症状に姿を変えてでてきている可能性が考えられます。
ストレスなんてないと思っていても、ただ気づかずに蓄積され、自律神経を乱すことで、様々な症状として自覚することも多々あります。

心療内科的な視点で診察、治療をすることで、症状の緩和が期待できます。

統合失調症

  • 幻聴が聞こえる
  • 考えが誰かに抜き取られるような感じがする
  • いつも誰かに見られている感じがする
  • ちょっとした音を敏感に感じる

10代、20代で発症しやすい症状です。一度ご相談ください。

双極性障害

  • 異常なハイテンション!!!!になってしまう
  • 自分がものすごく大きな最強の存在に感じる
  • 払えない額のものをカードで買ってしまう
  • 夜中に寝ないでひとつのことに没頭してしまう日が何日も続く

躁状態が考えられ、双極性障害の可能性があります。
なかなか治らないうつ病の中にも、実は双極性障害が隠れている場合があります。自分では躁状態ということに気づかず、ただイライラがひどくてつらいだけということもあるのです。うつ病の治療と双極性障害の治療は、根本的に全く異なります。適切な診断と治療により改善が期待できます。

妄想性障害

  • 家族が突然変なことを言い出した
  • ありえないことを信じて止まない

妄想かもしれません。妄想とは医学的には「非合理的で訂正不能な思い込み」のことです。
他人からはどう考えてもおかしなことですが、本人にとっては真実であると強く思い込んでいる状態です。他人がいくら説得をしてもその思い込みが消えることはないどころか、かえって悪化させてしまうこともあります。

妄想性障害という病気であり、治療により改善が期待できます。

認知症

  • ものの在りかがわからなくなる
  • 食事したことを忘れる
  • 新しいことが覚えられない
  • 道に迷う
  • 火のつけっぱなし
  • いないはずの人が見える

物忘れが気になり、認知症かな?と心配になった際には受診してください。適切な診断と治療を行いますが、残念ながら認知症は治癒する病気ではありません。認知症の進行を緩やかにする薬はありますので、症状に応じて適切な治療薬の選択をいたします。
むしろ私たちが得意とする場面はいわゆる認知症の「周辺症状」でお困りのときです。おばあちゃんの被害妄想がひどく、家族に攻撃的になってしまう。おじいちゃんが昼夜の区別がつかず、夜中に眠らずに家族の生活がめちゃくちゃになってしまっている。このような場合、お薬による対応で本人もご家族も穏やかに過ごせるようになります。

また、認知症の対応で重要なのは適切な介護サービスを利用することです。介護サービスを利用するには介護保険が必要となります。要介護認定を受けていない方は、主治医として意見書をお書きしますのでご相談ください。

一方で、認知症の症状が、別の疾患によって生じることもあります。この場合、認知症も「治る」可能性があります。本当に物忘れが認知症なのか、あるいは他に病気が隠れていないかということを、内科医の視点からしっかりと見極めるところから始めます。

注意欠如/多動性障害(ADHD)

  • 仕事などでケアレスミスが目立つ
  • すぐに気が散って集中できない
  • 学業や仕事での義務をやり遂げることができない
  • 忘れ物、なくし物が多い
  • 約束を忘れる
  • 仕事や家事を順序だてて進められない
  • 物事を2つ以上同時に行う事が苦手
  • 片付けが苦手
  • じっとしているのが苦手
  • 貧乏ゆすりなど、目的のない動きが多い
  • 順番を待つことができない

これらの事は幼少期から見られましたか?その場合は、ADHDの可能性があります。
ADHDは、病気ではありません。あなたの「個性」のひとつです。ただ、その個性のせいで日常生活や仕事に支障がでていると感じた場合にはご相談ください。あなたのコンディションを整えるお薬を用いて、本来の能力を発揮するお手伝いができます。

初診と診療の頻度について

初診について
  • 初回診察は30分ほどいただきます。
  • 診察前に詳しい問診票をご記載いただきます。
  • 必要に応じて血液検査をいたします。
2回目以降の診療の頻度について
  • 2、3回目は1週間前後で受診していただきます(患者さまのご都合に合わせます)
  • それ以降は状態に応じて受診間隔を決めます。
  • 次回予約以前に具合が悪くなった場合など、適宜早めに受診していただくことも可能です。

ご予約・ご相談はお気軽に

「他の診療科で診てもらってもなかなか良くならない」とお悩みの方がいらっしゃいましたら、
一度専門医の診療を受けていただくことをお勧めいたします。

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