クリニックブログ

2018.02.24更新

現代社会はストレス社会!などといいますが、ストレスがなかった時代などこれまであったのでしょうか。前回は、ストレス自体が悪いのではなく、それを受け止める自分自身の意識が重要であるということをお伝えしました。

「ストレスは良いものである」ということを、ナチュラルに感じることができるかどうか。

「ストレスによって自分は成長できる」と、心から信じることができるか。

筋トレも同じです。筋肉を限界まで酷使して筋肉痛を乗り越えることではじめて、筋肉がつきます。ドラゴンボールのサイヤ人は、瀕死の状態まで体を痛めつけられたあとに復活すると、パワーアップします。そのイメージです。

さて、いまこれを読んでいるあなた。
ストレスはありますか?

あると答えた方は、「こうなりたい自分」というものがあるのではないでしょうか。人は皆、そのギャップにストレスを感じるのです。そこから逃げるのか、あるいは向き合うか。この選択で、どのように転機が変わっていくかは明らかだと思います。

分かりにくいかもしれないので、ひとつ例を出してみます。

会社員のAさん。2か月前に異動があり、上司との相性が悪い。日に日に状況は悪化して、今では日常的にパワハラともとれる言動をくらっている。Aさんにとってこの上司はストレス以外のなにものでもなく、とてもつらい思いをしています。会社も行きたくないし、そのことを考えただけで胸がキューっと痛くなります。
さてここで、Aさんはこのストレスに対してどのように対応するでしょうか。

①逃げるAさん。
まず、このつらい状況を100%その上司のせいにします。それ以外の原因を考えようとしません。卑屈な気持ちになり、現実逃避をしたくなります。夜も眠れなくなるので酒の量が増えていきます。会社を休むようになり、朝から飲酒して気を紛らわそうとします。

②向き合うAさん。
まず、このストレスを素直に感じます。自分の体調や取り巻く環境を冷静に観察して、しっかりとそれを受け止めます。この状況を打開するためにはどうすればいいか、情報を集め、アドバイスやサポートを求めます。多少は自分にも落ち度があったかなと考え、改善点を探します。

結果として会社を休む、ないしは辞めるという選択をしたとしても、①のAさんは後ろ向きの行動ですが②のAさんは前向きの行動です。②のAさんは成長するでしょう。

また、ストレスに対して逃げ腰になっている期間が長ければ長いほど、なかなか気持ちを入れ替えて向かい合うことが難しくなります。したがって、ストレスを感じたら早めに対処するのが望ましいですね。

はじめは大変かもしれません。かなり頑張らないといけないかもしれません。でもそれを習慣化し、考えが定着することでとても楽になっていくでしょう。

投稿者: フクダシン

2018.02.24更新

ストレスは悪?

「ストレス」という言葉を聞いてイメージするものはポジティブなものでしょうか、ネガティブなものでしょうか。人によって、あるいは状況によってだいぶ違うのかもしれませんが、多くの人にとってストレスとは嫌なもの、できれば避けたいものではないでしょうか。
実際に心療内科をやっていて思うのですが、うつ病を発症する原因は、明確に何らかの精神的ストレスです。
ではストレスは悪か?実はそうではありません。
世の中にストレスが全くなくなったらどんなに幸せかと思いますか?そうですね、その瞬間は楽かもしれませんが、どんどんと衰退していくでしょう。人間絶滅するかもしれません。人類の今があるのは、コンスタントにかかってきたストレスがあってこそのものだと思います。

良いストレスと悪いストレス?

人によって、Aというストレスがとんでもなく辛いものに感じることもあれば、Aなんてどうってことないという人もいます。つまり、ストレス自体には根本的に良いも悪いもありません。
同じAというストレスを、どうとらえるかという自分自身の問題になります。
どうとらえ、どのように対処していこうかと考えられる人と、ただただ押しつぶされてしまう人に分かれます。
前者は強くなりますが、後者はうつになってしまったり、眠れなくなってしまったりします。
後者がダメだというわけではなく、そのうつを克服すれば、その何倍も強くなれるのです。
とは言うものの、できれば押しつぶされてしまうのは避けたいですね。ではどのようにしたら良いのでしょうか。

ストレスから逃げない

まず大前提として、「ストレスは人間にとって良いものであり、大切なものである」というように、意識そのものを変える必要があります。
ストレスはつらいこともあるけれど、結局は良いものとして自分の身になるのだと、本気でイメージを変える。そしてその上で、ストレスに背を向けるのではなく、きちんと向き合う。
逃げるとはどういう心理か。それは、原因をしっかり考えず、何かで紛らわそうとすることです。そして自分のせいではなく、人のせいにするという自己防衛反応も伴います。その結果、一時的にはふっと楽にはなるのですが、根本的な解決にはなっていません。
向き合うとはどういうことか。まずは起こっていることを事実として、現実的な自分の身に降りかかった出来事として認識します。たとえ相手に95%の原因があったとして、「くっそー!あいつのせいで…」と思っても、5%は自分に責任があります。その5%に注目して、それを成長の機会ととらえてみるのです。

習慣化する

私自身はこの一連の流れを瞬間的に行うのが特技です。慣れない人にとっては無理難題かもしれません。ただ繰り返し取り組むことによって慣れてきて、いつの間にかナチュラルにできるようになります。そうするとなにが起こるか。ストレスが待ち遠しくなるのです。なぜならそれによって自分が成長できるから。

つづく。

投稿者: フクダシン

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