クリニックブログ

2017.11.15更新

気温もぐっと下がってきて、風邪でみえる患者さんも増えてまいりました。
みなさん、風邪はどのように対処していますでしょうか。

私はここ1年くらい風邪っぽい症状はご無沙汰なのですが、基本的に風邪をひいたら「がまん」します。治るのをただただ、待つ。

そもそも風邪は様々なウイルスが体に侵入してきてのどや鼻、気管に炎症を起こすものです。その結果、のどが痛くなったり鼻水がでたり咳がでたり熱がでたりします。ウイルスをやっつけるのは体の「免疫(白血球とか抗体とか)」ですので、そいつらが勝手に総動員されてウイルスを退治してくれます。
自分で意識してできることは、ゆっくり栄養をとって休むことくらいですね。

風邪の診療をしていると、たびたび「誤解しているな...」と感じることがあります。例を挙げてみましょう。

「風邪をひいたっぽいので早めに受診しました」とおっしゃる患者さんがたまに見えます。
早めに来て薬を飲めば早く治る・・・これは間違いだというのはもうお分かりですね。
「市販薬で治らなかったので、病院に来ました」という患者さん。これはどうでしょうか?
市販薬よりも効き目の強いお薬で、症状を軽くすることはできるかもしれません。でも病院の薬だと治る、というのは間違いですね。薬で治すのではなくて、自分の免疫で治します。
「なかなか治らないので、抗生剤をください」という患者さん。これは、正解とも間違いとも言えません。
本当に風邪(=ウイルス感染)であれば抗生剤は間違いですが、ひょっとしたら風邪ではないかもしれません。溶連菌感染であったり、実は肺炎だったりすると、抗生剤の出番となります。
では風邪をひいたら病院に行くこと自体が間違いなの?
いえいえ、そうではありません。それは、抗生剤の例であったように自分では風邪だと思っても実は風邪ではない別の疾患の可能性もあるからです。
そのあたりは熟練した医師であれば、簡単な問診と診察であたりをつけ、必要に応じて検査をして判断します。

風邪薬ってなに?
なんども言いますが、風邪を治す(=ウイルスをやっつける)薬ではありません。あくまで「対症療法」としての薬です。
咳がつらいなら、咳を和らげる薬。鼻水がだらだらでて苦しければ、鼻水を抑える薬。のどが痛くて飲み込むのも大変なら、痛み止め。高熱でしんどいのなら、解熱剤。風邪の症状でつらい中、大変な思いをして受診をしていただいているので、症状に合ったベストと思われる薬を組み合わせて処方をさせていただいています。

インフルエンザかも?
これからの時期は、インフルエンザの可能性も念頭に置かなければなりませんね。もちろんその場合はすこし対応が変わってくるので注意が必要です。

投稿者: フクダシン

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